活動報告

★熊本親睦旅行報告★

2017年04月18日

4月18日と19日の両日、今年度の親睦旅行ということで熊本へ14名で行ってきました。本来は親睦活動委員会からご報告申し上げるべきかもしれませんが、社会奉仕委員長の私が報告するに至った今回の旅行のいきさつからお話しいたします。
 話は遡ること半年前の昨年10月15日に行われた鶴見臨海フェスティバルにて行いましたチャリティバザーが発端です。熊本地震復興を祈念して行ったバザーにて5万円を超える剰余金を得ることが出来ました。その使い道を理事会で協議した結果、熊本地区で同じ『東』が名前につく熊本東ロータリークラブに別途ニコニコからの拠出と併せ合計10万円の義捐金を送ることになりました。何度も熊本東ロータリークラブの古閑会長様とやり取りをした結果、熊本東ロータリークラブの例会会場の目の前にある、熊本城の復興支援として役立てて頂くことになりました。そして当初は現金書留で送ることにしておりましたが、都度理事会にて協議を重ねた結果、熊本地震から1年を経過したこの時期に熊本東ロータリークラブの例会に参加して義捐金を手渡しすることを親睦旅行として行うこととなった次第です。
 さて前置きが長くなりましたが、18日出発時には20メートルを超える強風が吹き荒れておりましたが、何事もないかのように順調に飛行機は離陸し雲一つない好天の熊本空港に到着。水前寺公園を見学ののち、熊本キャッスルホテルにて熊本東ロータリークラブの例会に全員でビジター参加いたしました。熊本東ロータリークラブは創立52周年を迎える歴史あるクラブで、古閑会長様を始め37名の会員を有しているクラブで最大被害のあった益城町もエリアに含まれています。
 我々は3~4名に分かれて各テーブルに座り、それぞれが熊本東のメンバーと交流を深めました。伊藤会長と古閑会長とのバナー交換、そして伊藤会長から義捐金をお渡しし、挨拶をいたしました。後日当クラブには熊本城復興城主として「城主証」が送られ、デジタル芳名板に当クラブ名が記載されることになります。
卓話は会員であり社会福祉施設を運営している下川会員より「熊本地震、その時福祉の現場では」と題した生々しい地震の体験報告でした。熊本地震は震度7を2度も被災していますし、そのほかにも震度6を含む多くの余震に見舞われております。私たちは知りませんでしたが、2度目の地震の際には津波警報が発令されたそうで、深夜多くの車が列をなして非難していたそうです。無人のコンビニで買い物をした人は、誰もいないレジにお金を置いていく人が大半だったこと、高齢者の多くは屋根が壊れ空が見える自宅にそのまま残っている人が多かったことなど印象に残っています。また、水が出ないと食器が洗えないので、サランラップを食器に巻いて、洗わずに使用できるようにしたのでラップは震災の備品として欠かせないなど、貴重な話を伺えました。
 下川会員の運営する社会福祉施設は365日24時間稼働しているのですが、従業員も被災しているのに、全員が自身の翌日から勤務してくれたそうです。避難所に避難した人や夜間車にて寝泊まりしていた人も大勢いる中で、多くの職員さんに支えられたとのお話でした。中には学校が始まるまでの間、子連れで勤務する人もいたそうですが、地震発生時のBCP(事業継続計画)としては、職員をいかに確保できるかが最大の課題であったとのことでした。また2番目の課題としては復興資金の確保であったとも言っておりました。卓話者が話す悲惨な状況を、熊本東のメンバーが時折笑いながら相槌を打つのが、どれだけの大きな被害であったかを物語っているようにも感じ、この例会に参加出来ただけでも貴重な経験であったと感じております。
 さて、例会終了後はバスにて一路、天草へ向かいました。車中は親睦委員長と会長エレクトを中心に大いに盛り上がり、途中で購入したイカの活き作りを堪能し、風光明媚な景色を満喫しながら天草五橋を渡ったところのホテル竜宮に向かいました。遠く雲仙普賢岳を望む絶景を肴に大懇親会を行い、大いに交流を深めながらも早めにみな就寝したはずです。たっぷり寝る時間はあったのですが、一部の方は大変な寝不足だったようです。
 二日目は世界遺産の三角西港を見学した後、熊本城の復興状況をじっくりと見てきました。熊本城は想像していた以上に地震の被害が大きく、ガイドさんの話では完全に復興するまでは30年は掛かるのではないかとのことでした。いまだに続く余震のたびに、石垣がいまだに崩壊を続けているそうです。私たちの義捐金が復興の一部に役立ててもらえることの意義の大きさを皆で実感してきました。
 最後に熊本空港に向かう途中、バスの運転手さんに無理を言って、一番被害の大きかった益城町の中心部を通過して貰いました。まだまだブルーシートで屋根を覆っている家が多くみられましたが、崩壊した家については整地されたままになっており、まだまだ復興はこれからだという厳しい現実を最後まで学んできました。熊本東ロータリークラブの会員によると、復興事業に係わっていける建設関係の人手が圧倒的に不足しているとのこと。熊本地震の復興は緒に就いたばかり。まだまだ長い支援が必要だと感じた親睦旅行でした。
 非常に中身の濃い、意義ある親睦旅行でありました。伊藤会長、安友幹事をはじめとしてご参加の皆さんには本当にお疲れ様でした。次年度の親睦旅行を楽しみにしながら帰途機中の人となりましたが、ぜひ次回はもっと沢山の会員と親睦旅行を楽しみたいと願っております。以上長文ですが親睦旅行のご報告です。
参加者は以下の通りです(敬称略)
伊藤、安友、森、岡本、和田、前原、中西、巻田、鈴木、小堀、小林、坂本、藤井、荒木


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