活動報告

第28回例会卓話「横浜の都市形成とその将来像について」

2018年02月16日

「横浜の都市形成とその将来像について ~国際都市横浜の形成を目指して~」
神奈川経済同友会常任理事 星野幸彦様

【横浜の今後の都市形成を考える上での視点と課題】
1)東京と違った都市の魅力とアイデンティティの形成
 ・開港の歴史と文化の具体的表現
  近代貿易と西洋近代建築の街の一部復元と開港歴史地区の指定。
 ・日本で最初のパークシティ都市(プールバール・・日本大通り、臨海公園・・山下公園、横浜公園等)のPRとカーフリーロードの指定・公共空間の多面的活用。
 ・内港域の均衡のある再整備と緑と景観の保全、回遊性のある遊歩道の整備とウォーターフロントの活用。
 ・ウォーターフロントへの交通利便性の向上。
2)914万人の定住人口を有し、製造業、研究開発施設、IT産業、ロボット産業、各種大学、貿易産業、観光産業が集積する神奈川県の首都機能としての横浜。
3)アジア・パシフィックの諸都市の中で輝き続ける国際都市横浜の形成・・観光客やコンベンションの誘致だけではなく、広く(A)文化・芸術・スポーツのレベルの高いイベント開催。(B)大型国際産業見本市の定期開催。(C)高度都市型産業と内外の国際ビジネスの本社機能の誘致。(D)世界に向けて情報・技術・製品・サービス、知的創造を発信する拠点の形成。
4)東京・神奈川・他都市に勤務する人や家族、外国人にも快適で安全な(郊外)居住空間都市。
5)広域関東圏(東京・神奈川・千葉・埼玉他)各都市との業務、産業、行政機構の効率的分担と連携。
6)国際的人材の育成と海洋産業・マリンスポーツの新興。

【今後期待される鶴見地区の開発】
1)ベイブリッジを通過できない超大型客船を受け入れる為、2,019年春を目途に大黒ふ頭のベイブリッジ外側に客船施設を整備し「クイーンエリザベス号」の発着を計画している。これに伴いスカイウォークの再開とブリッジ内側の商業、宿泊、飲食、マーケット等の複合的賑わいが期待される。
2)世界5大美港とされるサンフランシスコ、バンクーバー、リオデジャネイロ、香港、シドニーは内港都市と一体として発展しており、今後横浜が更に国際都市として発展するには都市と港湾を一体として回遊性の確保が望まれる。



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