活動報告

第37回例会「横浜サイエンスフロンティア高校創立10年目を迎えて」

2018年04月27日

「横浜サイエンスフロンティア高校創立10年目を迎えて」
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校・附属中学校 校長 栗原 峰夫様

1 YSFHの振り返り(第一章)
 平成21年に開校した横浜サイエンスフロンティア高校(YSFH)は、今年開校10年目を迎えることができました。平成22年にスーパーサイエンスハイスクール(SSH)、平成26年にはスーパーグローバルハイスクールに指定され、「サイエンスの力を備えたグローバル人材の育成」という目標に向かって全くぶれることなく進み、成果も出しています。
2 学校運営、5つの視点
○5人のスーパーアドバイザー(SA)をはじめ、多くの科学技術顧問がご支援をくださっていますが、一昨年小林誠先生(ノーベル物理学賞受賞)をSAにお迎えすることができ、本校でのご講演やつくばでのご指導をいただいております。
○高校としては珍しく学校運営協議会を設置していますが、地域代表に横浜東ロータリークラブの大野清一様、鶴見区工業会の石川建治様をお願いし、貴重なご意見をいただいております。また当初は厳しかった地元自治会との関係も良好なものになっています。大野様には学校ファンド(国際交流等を支援する会)の会長もお願いしております。
○SSH及びSGHの指定により海外研修の場を拡大してきたほか、サイエンスリテラシーという課題研究に全員が取り組み、科学コンテスト等でも高い成果を上げています。平成26年には米国大使館からケネディ前大使が来校されるということもありました。バンクーバーとの姉妹校交流は協定締結10周年を祝いましたが、生徒派遣での横浜東ロータリークラブ様からのご支援はとても大きな力になっております。
○横浜市教育委員会からは進学指導重点校に指定されています。初代校長は「現役生の3分の1が国公立大学合格」を掲げましたが、生徒はよく努力を続け、5期生が目標をクリアし、この3月に卒業した7期生は実に104名(44.4%)が合格することができました。今後の高大接続改革にも十分に対応できるものと思っています。
○本校のサイエンス教育を一層充実、発展させるために昨年附属中学校を開校しましたが、目指すのは将来の内進生(80名)と外進生(160名)の「融合」です。中学生を指導することで高校生に自覚と成長が見られるなど、すでに相乗効果が確認されています。
3 YSFの新たな幕開け(第二章)
 附属中学校は学年に2クラス(80名)だけですが、開校にあたり、あえて「サイエンスエリート」の育成を目標に掲げました。公立中高一貫校だからこそ、多様な仲間と育つことで人の痛みがわかる、他者の立場に立てるリーダーを育てていきます。これが本校の新たな挑戦です。横浜東ロータリークラブの皆様のご支援を、引き続きお願い申し上げます。



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