活動報告

第42回例会卓話「競馬場の裏話」

2018年06月08日

「競馬場の裏話」
(有)菅野装蹄所代表  菅野茂雄様

このたび歴史と伝統のある、国際ロータリークラブ第2590地区、横浜東ロータリークラブで会員のみなさまへ「競馬の裏話」をします菅野です。今回私がお話をさせていただく、きっかけが横浜にあります鶴見歯科大学の小久保先生の紹介です、15年ほど前になりますが、川崎競馬場の競走馬に蹄鉄を装着していた時に、突然馬がなにかに驚いて後ろ足で蹴られまして顔面から柱に当たり上の前歯4本を、歯茎ごとダメにしまして小久保先生に直していただいて以来のお付き合いになります。
 私は昭和50年から平成23年まで川崎競馬場で装蹄師をしていましたが平成23年の東日本大震災の時に、福島県南相馬市鹿島区の実家が津波で流されまして、それ以来生き残った兄の手伝いするために、装蹄師を引退しまして現在は、南関東競走馬装蹄師会の準会員ですので競馬場での仕事はしていませんが、実家のお祭りに相馬野馬追祭りが有り、馬に乗り甲冑を着て騎馬武者姿で街を練り歩き競馬をする国指定重要無形民俗文化財になっている祭りには、幼少のときから今だに関わっており、その時使用する馬の装蹄などは今もやっています。
 今回の競馬場の裏話は、昭和の終わりから平成の始め頃のお話しでして、内容によっては、現在も行われていると誤解されますと、厩舎内で働いている人に迷惑がかかる恐れもありますので詳細は書きませんが、戦前戦後高度成長バブル崩壊といろんな社会的状況が、変わるたびに、競馬場も運営のしかたに変化があり、馬券購入もいろいろ複雑化して、どのように売り上げを伸ばすか、ギャンブル性の強い形になっています、私が装蹄師の見習いとして、厩舎に来た時は、お金持ちの旦那衆の道楽でしたが、現在は競馬で儲けようとする馬主が増えて、ますます経済動物化して、競馬は素人ながら、まるで投資家のように研究熱心と言いましょうか、調教師に指示を出すようになりなりました、使われている厩務員や騎手も言いなりになり調教師も馬主のご機嫌うかがいをしながら厩舎の運営を、しているのが現実です。
 最後になりますが、甲冑や和式馬具をコレクションしてまして、機会が有れば鎧兜や和式馬術の話を聞いていただきたいとおもいます、会社の経営社長、会長の方々が多数いますから、最新の技術や情報には耳を傾けるでしょうが、「温故知新」の4文字熟語が有る様に、時には過去の話もいかがですか。


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