活動報告

第44回例会卓話「NPO法人雑貨工房みらいについて」

2018年06月22日

「NPO法人雑貨工房みらいについて」
   NPO法人雑貨工房みらい 障害者地域作業所
雑貨工房みらい所長 名古屋久江様
第2作業所  雑貨工房大地所長 木谷紀子様





日ごろよりいろいろとご厚情を賜りまして厚く御礼申しあげます。毎年、横溝屋敷で催される観桜会にもご招待いただいておりまして、美味しい食事と共に楽しいひと時を過ごさせていただきました。その時に日本舞踊を日中活動の中で習っておりますのでご披露させていただいております。
まず、障害者地域作業所といいますのは、一言で言いますと「障害者の働く場や生きがいの場」です。昭和50年代初期より活動の場を求める障害者本人や在宅にしてはならないという家族や関係者の努力で作られはじめ現在、市内に200箇所以上の作業所があります。働く場・仲間と集う場・経験を広げる場としての役割を担っています。
また、これからお話の中に「利用者」という言葉が出てきますが、作業所に通う方々のことを私たちは「利用者」と呼んでいます。
さて、私共作業所の目的に掲げておりますのは、「ひとりひとりの個性を生かし可能性を伸ばす」「社会性を育みながら、自立への支援をする」「仲間たちとのコミュニケーションを図り、作業所へ来ることの楽しみを覚える」「地域交流を通して障害者への理解を深め、共生を目指す」です。
その目的は設立当初から今も変わりません。設立への成り立ちは、平成7年に始まります。鶴見養護学校を卒業後、保護者のみなさんで卒業後の通所先をつくろう、と動き出し準備会を発足しました。保護者、地域の皆様、障害者支援センターのご尽力により、平成11年4月 障害者地域作業所 雑貨工房みらいを開所いたしました。平成22年2月には法人化となり『NPO法人雑貨工房みらい』と改め、平成26年5月 第二作業所の『雑貨工房大地』を開所いたしました。そして、平成31年4月 雑貨工房みらいは20周年となります。
行っている作業についてですが、設立当初から続けているのがお花売りと木工作業です。お花売りは仕入れてきて各所で販売しています。またアレンジメントの注文なども受けています。木工細工は、割箸を使った写真立てなどを作っています。その他にも、ビーズで作るネックレスなどのアクセサリーやブリザーブドフラワーを使った雑貨などの製作。それから畑をお借りしていまして季節の野菜を作っています。収穫した野菜は花の販売の時に一緒に販売したり、作業所でお昼ごはんに食べたりします。清掃作業もやっておりまして、近隣にある老人ホームの敷地内の清掃や、公園の清掃作業を請け負っています。受注作業は、車のゴム製部品のバリ取りをやっています。これらの作業で得る収入が利用者さんにお支払いする工賃(給与)となっています。わずかな額ですが利用者さんの作業に取り組む励みになっています。



第2作業所 大地について
 拠点施設であるみらいが、利用者人数に対し作業所スペースも狭くなってきたことから、より利用者同士・職員とのふれあいが持てるよう、そして各自仕事にもじっくり向き合えるよう、今後、新所員の入所を可能にするためにも、あらたに第2作業所の大地を立ち上げました。
現在ではみらいの在籍人数は16名、大地は13名となりました。作業内容や日中活動はみらいとほぼ同じです。
この作業所が利用者さんにとって、仲間づくりや生きがいをもてる場所でありたい。毎日喜んで来てもらえる場所をつくっていこうと思っています。
日中活動で作業のほかに一年を通して行事やレクレーション活動、地域との交流活動を行っています。春はお花見、横溝屋敷さんのひなまつりや鯉のぼりの見学におじゃましています。夏は地域の祭礼に参加。秋にはみらいまつりや運動会。年末はそば打ち会、年始の初詣。一泊旅行や日帰りバスハイクにも出かけます。防災訓練も毎年行っておりますが、障害のある方々を安全に避難させることは容易なことではりません。先日の大阪の地震では改めて震災時の備えが重要と思いました。



いろいろな障害特性をもった方々がいらっしゃいますが、根本は人とのふれあいや自分を認められたいという思いをお持ちなので、明るく楽しい雰囲気をもちながら一人一人に合わせた支援をしていきたい、そして障害をもつ方々が生きやすい社会になってほしいと願います。
●雑貨工房みらい 横浜市鶴見区獅子ヶ谷1-24-33(TEL)045-474-3879
●雑貨工房大地  横浜市鶴見区北寺尾4-24-14 (TEL)045-580-0066


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