活動報告

第40回例会卓話「ボクシングに遊びを融合させたその先」

2019年05月17日

「ボクシングに遊びを融合させたその先」
ASB-creation㈱代表取締役 佐藤昭様

初めまして、ASB-creation株式会社代表取締役の佐藤昭と申します。知る人ぞ知る伝説の連敗ボクサーでもあります。
現在、ボクシングに遊びを融合させた化学変化を実践し、横浜市都筑区と西区にASBボクシングジムとプレジヤーホール横浜を経営しております。
プレジヤーホール横浜では。24時間貸し出し可能なボクシングリング、イベントスペースレンタル業務、ボクシングの試合を「楽しく安全に」をコンセプトに掲げてボクシングスパーリングイベントの開催などを行っています。

ASBとは「あ そ び」 という意味です。
あそびを創造することにより仕事そのものを本気で楽しく遊んじゃおう!これが「ASB-creation」です。
ASBの始まりは、15歳からボクシングを始めた事がきっかけでした。気が付けば37歳、一般のボクサーの定年まで戦い続けました。チャンピオンやランキングボクサーでなければ37歳の誕生日を迎えた時点で定年退職。ズバリ引退勧告です。当然ボクサーに退職金はありません。私の生涯成績は6勝15敗です。連敗ボクサーとして、NHKのドキメント番組に取り上げて頂きました。多分、日本で、イヤ世界でも私ぐらいではないでしょうか?弱かったことをキャッチフレーズとして、ボクシングジムの会長を務めているのは。
ですが、弱かったからこそボクシングの本当の楽しさを伝えることができるのです。なぜならプロボクサー時代もボクシングの楽しいところだけを行なっていたからです。
皆さんもご存知だと思いますが、ボクシングの辛いところは、厳しくキツイ練習。雨の日も行う朝のロードワークなどです。当然私は、日々の遊びの誘いも断れず、練習を休んで遊びに行くことが多く社会の誘惑に勝つことが出来なかった一人です。プロボクサーとしては、失格ですね。また、ボクシングの楽しいところは、ミット打ちやサンドバッグ打ちなどです。殴り合うことさえしなければ誰にでも楽しめるスポーツなのです。是非一度皆さまも体験しに来て下さい!
「ASBクラブの魔法」
ASBボクシングクラブは、手ぶらで無料体験を行う事が出来ます。話は、もどりまして、私はキツク辛い練習から逃げていました。プロの世界は、そんなに甘くありません。当然上にいくにつれて全く勝てなくなりました。でも、そこで考えついたのが、チャンピオンを目指さない!辛くない!そして痛くない!遊びながらボクシングトレーニングをする大人の公園です。
今、ボクシングや格闘技をとりいれた女性むけのスタジオ等が話題をよんでいます。しかし、ASBボクシングクラブは、流れと逆行して、40代以降の男性がターゲットです。コンセプトは、楽しく遊べる大人の公園です。
遊びに来た公園にプロボクサーがいて、スベリ台や砂場のかわりにリングやサンドバッグを使いボクシングをして遊ぶのです。ダイエットや流行りのボディーメイクではなく、健康診断で「再検査がでたけど一年間ボクシングをして遊んでいたら健康診断の成績が全部良くなった!」「肩こりがひどかったけれど、サンドバッグをみんなで楽しく叩いていたら肩こりもストレスもなくなった!」
これがASBボクシングクラブの健康ボクシングです。
ASBボクシングクラブの女性スタッフは、全員ボクシング未経験者です ボクシングの事を全く知らないスタッフもいます。ボクシングに興味もないのです。え!それでも大丈夫なの?と思うかもしれませんが、大丈夫なのです。逆に知らない方が盛り上がるのです。これがASBボクシングクラブの魔法です。
このボクシングのことを知らない女性スタッフがボクシングジムの色を変えて奇跡の空間を作りだしているのです。ボクシングは黒や赤のイメージがありますがASBボクシングクラブは水色や虹色です。
会員様と一緒に遊びながらボクシングトレーニングをこなし一緒に上手くなっていく。ボクシングの事も会員さんに教えてもらいながらボクシングに詳しくなっていくのです。現会員数は、270人前後です。これはASBの目指すコンセプトが応援されている証です。
「今後の事業展開」
今後は、鶴見区や横浜市を中心に店舗数を増やして行きます。横浜市に5店舗後に川崎、東京と進出していきます。特に鶴見区でのオープンは第一目標です。
また、プレジャーホール横浜を使ってプロでもアマでもないフィトネスや健康のためにボクシングトレーニングを行っている方達のための発表の場!
スパーリング大会イベントを開催します。
スパーリングイベントは、沢山の方に応援されて、自分の好きな入場テーマで入場しスポットライトの下で戦う、このボクシングの醍醐味に遊びをとりいれてボクシングの試合を安全に楽しく遊んじゃおう!が、ボクシングスパーリングイベントです。
私は、プロボクサーをしながら郵便局で働いていました。
プロボクサーの給料では、食べていけません。4回戦ボクサーは、1試合6万円程度。6回戦ボクサーで10万円程度。8回戦ボクサーで20万円から25万円程度です。三ヶ月から四ヶ月ペースで試合をします。半年以上試合が決まらない時もあります。
しかもこの少ないファイトマネーから所属ジムに33%のマネージメメント料金を払います。そして最後に税金です。悲しい以外になにもありません。ボクサーは、アルバイトで生計を立てながら世界チャンピオンを夢みて頑張っているのです。私は、そんな中、正社員として郵便局で働きながらボクサーもやっていました。少し前までは、公務員です。恵まれすぎです。ボクサーの職業は、不安定な職業、郵便局は、安定している職業。この両極端な世界で生活していたことが今のASBでやらなければいけない使命のような物を持つことが出来たのかもしれません。私は、弱かったにもかかわらず試合の際は、150人前後の応援団が後楽園ホールに駆けつけてくれる程でした。
「皆で夢に向かって」
ほとんどのプロボクサーの選手は、練習に重きを置いての生活の為、アルバイトとボクシングの練習という日々の生活です。試合の時は、自分の試合のチケットを営業しなければいけないということも起こりえる場合がある厳しい現状です。ボクサー人生を終えた後のセカンドキャリアで悩むボクサーもたくさん目にしてきました。ボクサーには、夢に向かって突っ走ったあとのその先がないのです。戦い終えたボクサー達には、試合より辛く厳しい社会の現実がまっています。皆さんが考えている以上にキツイ現実です。また、安定した生活を送っている人達は、同じ日々の繰り返しでワクワク感やドキドキ感を無くしてしまっているのが感じ取れました。
そんな、プロボクサーと一般の方々を1つの大きな輪として繋げていくことがASBの使命であり、ASB-creationの事業展開でもあります。
プロボクシングジムで強い選手を育てるのが会長やトレーナーの仕事です。ですが、現状強い選手を育てれば育てるほどジム経営が厳しくなるのが現状です。プロボクサーに試合をさせるのもお金がかかります。自主興行をすればより多くのお金がかかります。なによりも今、寂しい事にボクシング人気は低迷の一方です。世界チャンピオンの試合でも会場にお客さんが入りません。後楽園ホールもガラガラです。この事実はとても重く考えています。
日本には今、たくさんの世界チャンピオンがいますが、皆さんは、何人くらい知っていますでしょうか?暫定王者をふくむと7人です。世界タイトルマッチでさえテレビ放送されない時代です。そんな中、今の私があるのもボクシングというスポーツと出会ったからです。
これからもっと沢山の経験を積んで行きプロボクシングジムにそしてプロボクサーに遊びを融合させた時にどのような変化が起きるのか?それを実践していきたいと思っています。
私は、将来的にボクシングジムのありかたを底辺から変えていければと思っています。内容は、プロボクサーの仕事づくりから始めます。プロボクサーにお昼にトレーニングができる環境を作り、夜はフィトネスボクシングジムでトレーナーとして働く環境を作って行きたいと思っています。
現役のプロボクサーにトレーニングを見てもらえるなんて最高じゃないですか?
トレーナーのプロボクサーを応援しながらボクシングを好きになって頂きプロボクサーと一緒に成長して頂く過程を構築させていく事をビジネスとして進めて行きたいのです。
プロボクサーの試合にスポーツクラブの会員さんが応援に駆けつけてくれるような仕組みづくりです。
引退したプロボクサーは、ASB-creationの支援の元、自分のボクシングジムを開いていくというプロボクサー、一般の方、ASB-creationが一つの輪となって成長していくビジネススタイルを創造して行きたく思っています。
ASB-creationから始まるボクシングと遊びの展開、
ボクシングに遊びを融合したその先は、まだまだ続きます!
本日はご清聴くださいましてありがとうございました。


活動報告一覧へ戻る

Top