活動報告

第28回例会卓話「内部監査の過去現在未来」

2020年01月31日

「内部監査の過去現在未来」
全国共済農業協同組合連合会 鈴木 勇様

内部監査とは、「組織体の経営目標の効果的な達成に役立つことを目的として、合法性と合理性の観点から公正かつ独立の立場で、ガバナンス・プロセス、リスク・マネジメントおよびコントロールに関連する経営諸活動の遂行状況を、内部監査人としての規律遵守の態度をもって評価し、これに基づいて客観的意見を述べ、助言・勧告を行うアシュアランス業務、および特定の経営諸活動の支援を行うアドバイザリー業務である。」と定義されます。
本日は、「内部監査」がこの10年の間に、組織の中でどういう役割を果たしてきたかを概観しながら、未来の内部監査についてお話しします。
●内部監査とは
>内部監査は法定監査ではなく任意監査である。
>内部監査の目的は「経営目標を達成するために、内部統制を整備し運用するために貢献すること」
>内部監査の役割は「内部統制が有効であるか否かを評価すること。内部統制に不備がある場合は改善提案すること」

●従来からの内部監査
>準拠性等の事後チェック
>事務不備や規程違反等の発見を通じた営業店への牽制機能
>営業店の現物検査等を通じた指摘型監査
●最近の内部監査
>内部環境や外部環境の状況を踏まえたリスクアセスメントを行い、 高リスク領域の業務プロセスにかかる整備状況や運用状況の検証、支店のみならず本部に対する監査や部署をまたいだテーマ監査の実施。
>不備事項の根本原因を分析して改善提案を行う。
●将来の内部監査(予想)
>監査役との密接な連携
>ITの活用(効率性と精度の向上のために)
>予防的監査(問題が起きないように)
>経営に資する監査(金融機関における喫緊の課題)
●おわりに
>内部監査は社会的要請の高まりを受けて変化します。
>組織の規模・特性等を踏まえた主体的な検討を行う必要があります。
以 上


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