活動報告

第35回例会卓話「想いをかたちにする力」

2015年03月27日

「想いをかたちにする力」
~カンボジアとインドで「子供が売られる問題」をなくすために~
認定NPO法人かものはしプロジェクト
共同代表 村田早耶香様

かものはしプロジェクトとは、「子どもが売られない世界をつくる」活動している団体です。
私がこの問題と出会ったのは19歳の頃でした。大学の授業で貧しさのためにたった1万円で売春宿に売られ、亡くなったという15歳の女の子の話を聞き、この事実を自分の目で確かめるため、私は東南アジアに行き、実際に児童買春の被害者を保護している施設を訪問しました。その施設には5歳や6歳といった小さい子どももおり、私はその子たちも被害者であるということを聞きました。私が一番仲良くなった子は6歳の子でした。その子は売春宿の地下の部屋に閉じ込められ、言うことを聞かないと電気ショックを与えられ、従うまで殴り続けられたそうです。こんな小さな子ども達が生まれた場所が違うというだけで苦しめられているという事実を知り、私はなんとかしてこの状況を変えられないかと思いました。
私は児童買春問題について調べ、やはり問題解決のためには誰かが継続的にやり続けていかなければいけない、そう考えていました。そんなとき現在一緒に共同代表をしている元木と青木と出会い、人生の転機となりました。彼らから社会的起業という、事業を通じて社会問題を解決するという方法を知り、私は彼らと共に2002年にかものはしプロジェクトを設立しました。今年で11年目になります。
1990年代から子どもの被害者が急激に増えていたカンボジアで活動を始めました。
「子どもを買わせない」ために、カンボジアでは警察が加害者を逮捕するよう現地警察官の訓練支援を行い、「子どもを売らせない」ために現地で工房を運営して貧しい家庭の大人に就業の場を提供することで、子どもを売り渡すことを未然に防いでいます。
また2012年度からは未だ被害者が多いインドでも活動を始めました。
私たちは世界からこの問題が解決するまで活動を続けていきます。世界の子どもを守る活動を応援していただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

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