活動報告

第2回例会卓話「ガバナー公式訪問」

2015年07月10日

「ガバナー公式訪問」

国際ロータリー第2590地区ガバナー 
箕田敏彦様

「世界へのプレゼントになろう」とラビンドランRI会長は呼びかけました。
 1月18日(日)、サンディエゴで開幕した国際協議会で、K.R.ラビンドラン国際ロータリー会長(スリランカ、コロンボ・ロータリークラブ会員)が2015-16年度のテーマ「世界へのプレゼントになろう」を発表しました。
この日を「人生で最も大切なとき」と呼んだ会長エレクトは、次の様に述べました。
「ここにおられる皆さんは、多くを与えられた方々です。そして今、皆さんに最高のプレゼントが与えられようとしています。それは、授けられた才能と持ちうる力の限りを尽くして、"世界へのプレゼント"となることのできる1年です。このために皆さんに与えられた時間は1年です。この時間はあまりに短く、成すべきことはあまりに多くあります。次年度、信念、情熱、才能を捧げるだけでなく、皆さん自身を世界へのプレゼントとして捧げて下さい」
会長はさらに、「私たちは、ポリオのない未来をプレゼントすると世界の子供達に約束しました。私たちは闘いを続け、必ずや勝利します」と続け、ロータリーが世界にもたらすことの出来る影響の良い例がポリオ撲滅であると述べました。25年前にロータリーがポリオ撲滅の目標を掲げたとき、125カ国にポリオウィルスが常在し、毎日1,000人以上の子供がポリオによる麻痺障害の犠牲となっていましたが、現在残るポリオ常在国はアフガニスタン、ナイジェリア、パキスタンの3カ国のみ。2014年に報告されたポリオの症例数は僅か333件だけでした。
続けて、ロータリーのもう一つの課題である会員増強についても触れました。「私たちの組織を形づくった基本に立ち返る方法を模索しなければ成りません。それは、人生のあらゆる場面における高い倫理基準と、各クラブの人材の多様性を奨励する職業分類システムです」と述べ「これらはロータリーの成功に欠かすことができず、なおざりにすれば、自らを危険に陥れることになるでしょう」と訴えました。
ブランディングの取り組みもロータリーの発展にとって極めて重要であり、「世界の多くの地域で薄れつつあるロータリーのイメージを変える必要がある」と主張されました。
さらに、ロータリー財団への寄付を推進し、新会員を迎え入れ、現会員の積極的な参加を奨励することの重要性も強調する会長でした。「各課題に対する簡単な答えはありません。しかし何とかして答えを見つけなければなりません。それを見つけるのは、ほかでもない私たちです」と訴えました。
最後に会長は「今こそ真の変化を成し遂げるとき」と述べ、次のようにしめくくりました。「これからの1年は、永遠に持続する“記念碑”を築くために与えられた時間です。この記念碑は、御影石や大理石に彫られるものではなく、今後何世代にもわたって人びとの人生と心に刻まれるものです。この機会は二度と訪れるものではありません。今このときを逃がさずに生かそうではありませんか」
私は、本年度地区方針を「ロータリーの原点とその心を大切にしよう」としました。
現代のロータリアンが、ロータリーに関して見いだす価値や歓びは人によって様々です。
社会奉仕や国際奉仕の具体的活動に汗を流すことに歓びを感じる人、クラブの親族活動の中での自己研鑽に価値を見いだす人、それは様々です。決議23-34の例は、こうした考え方の相違が最も先鋭的な対立を生んだ例です。またポール・ハリスも「人の考え方は、その気質や育った環境、経験等の幾多の要因によって形成されるので、考え方が違うのは当たり前だ。だから独断的なロータリーの主張は無益だ」と云っています。この様な価値観の違いはありますが、ロータリーとして一つにまとまる、それは寛容の心「相手の善意を信じる心」だと思います。寛容の精神こそ、ロータリーが目指す「友愛の親睦」の堅い基板をなすものと考えます。
Object of Rotary(ロータリーの目的)を熟読吟味すると、ロータリーは発足以来100年間に、社会奉仕や国際奉仕の分野で多くの成果を挙げてきました。特に1985年以来取り組んできたポリオ撲滅の取り組みは、人類に対する大きな貢献です。しかし世の中を広く見渡すとロータリーと同じく善意に基づく慈善団体や奉仕団体は他にも多く活動しています。そのような団体の中にあって、ロータリーは多くの団体とは画然と異なる本質があります。それはロータリーの原点ともいうべきものであり、それが Object of Rotary(ロータリーの目的)の中に明確に示されています。
それは「意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある」と記述されています。ロータリーの唯一の目的は「有益な事業、職業の基礎に、奉仕の理想を据える」即ち「自分の職業の倫理性を高め、それを通じて広く世に貢献する」ということが、ロータリーの原点であり、その心であることを忘れることなく我々は大切に未来につないでいく義務を負っています。
 ロータリアンの皆様、本年度もロータリーの原点とその心を未来に手渡していけるよう努力しようではありませんか。

2015-16年度 国際ロータリー第2590地区
地 区 方 針
「ロータリーの原点とその心を大切にしよう」
ポール・ハリスはなぜロータリーを始めたのか?ポールは田舎から都会に出て弁護士として開業し、知人はいるものの友人ができず大変寂しい思いをしていました。この都会には同じ思いをしている人が大勢いるのではないかと、親しい友人の集まりとしてロータリークラブを設立しました。その後入会したアーサー・フレデリック・シェルドンは、「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」を提唱、ロータリーの心ともいうべきこの言葉は現在ロータリーの公式標語として親しまれています。我々はこのロータリーの原点とロータリーの心をもう一度心に刻み直し、活動していこうではありませんか。

1.教育研修を実施しましょう
ロータリーとは何かを知り、ロータリーを好きになるきっかけを与えられれば、退会防止につながり、更には増強の原動力となります。各クラブにおいては、会長はクラブ研修リーダーを任命してください。クラブ研修リーダーには、①年度のクラブ研修を充実し、年次目標の達成を支援すること ②他のクラブ指導者と協力し長期的な視野で会員の指導力開発を推進すること ③増強委員会と協力し、単に定款・細則やロータリー用語の解説に止まらない新会員の研修を企画、実施することが望まれます。
2.地区での会合には参加しましょう
地区内の様々な会合(地区大会・IM等)には、クラブ全員で参加しましょう。他クラブロータリーアンとの交流は、ロータリアンとしての視野を広める大切な機会です。
3.地域に密着したロータリー活動を行いましょう。
ロータリーの組織構造は地域に密着したものです。地域に密着したロータリー活動を通じて一人一人の才能・知識・能力・努力・献身・熱意等をプレゼントすることで、クラブが地域に根ざし、存在感を発揮し、イメージアップ、会員増強につながります。
4.長期計画(戦略計画)を立てましょう
  各クラブは5年先を見据えて長期計画を立て、夢を持って前進しましょう。
5.ロータリー財団活動に対するご理解とご寄付のお願い
各補助金を効果的に活用し、その意義を認識することは、寄付増進にもつながります。
 目標:年次基金寄付一人当たり120USドル以上
 恒久基金寄付 ベネファクター各クラブ2名以上
 ポリオへの寄付:今年度 一人 50USドル(3年間で30万USドル/地区)
6.ロータリー米山記念奨学事業へのご理解とご寄付のお願い
国際親善と世界平和に寄与したいとの願いから始まり、日本最大の民間国際奨学事業となったこの日本のロータリー独自の多地区合同活動をより発展させていきましょう。
 目標:普通寄付 一人当たり  5,000円以上
    特別寄付 一人当たり  20,000円以上
 計 一人当たり25,000円以上
7.会長賞に挑戦しましょう
本年度の会長賞は、クラブ活動の成果が測定しやすく、また、実施することでロータリーが強化され、より効果的な奉仕活動ができ、認知度と公共イメージの向上にもつながるよう各項目が設定されています。クラブの年度計画策定時に盛り込み、ぜひ挑戦してください。


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